2004年12月05日

さいたまにシンボルを

高い塔に人々は憧れて、どこよりも高い塔を建てたいと思う。

 「都民」意識の脱却図る
 平成二十三年までを目指す地上テレビ放送の完全デジタル化に伴い、
 世界一の高さ(約六百メートル)として構想が浮上した
 「第二東京タワー」の誘致に向け、さいたま市と埼玉県が
 猛烈にアタックをかけている。「さいたまタワー」(仮称)には
 地域活性化にとどまらず、シンボルとして東京を向いて地元意識に希薄な
 「埼玉都民」脱却への思惑が込められている。
 先月十日、埼玉県の上田清司知事、さいたま市の相川宗一市長らが
 放送事業を所管する総務省を訪ね、タワー建設の要望書を
 麻生太郎総務相に手渡した。知事らは誘致署名が百六十万を超えた
 地元の熱意を強調。麻生総務相も「それはすごい」と感嘆の声を上げた。
 ゼネコンからヒアリングを終え、年内に事業計画を提出する。
 上田知事らは三月、さいたま市誕生に至る合併を進めた
 石原信雄・元内閣官房副長官を総代表に、県議や県内各市町、県経済界で
 「さいたまタワー実現大連合」を発足させ、署名活動を展開。
 用地もさいたま新都心に確保した。受信世帯が多い東京から遠く、
 懸念される電波障害には独自調査の結果、「起きにくい」と県はアピールする。
 八月には知事、市長がカナダ・トロント市にある
 「CNタワー」(五百五十三メートル)を視察。
 米国の大都市に近いトロント市でタワーが観光の目玉となっていることを実感、
 誘致への意を新たにした。
 「パリにはエッフェル塔があり、東京には東京タワーがある」。
 上田知事の口グセだ。埼玉にもタワーをというだけでなく、
 都内に二つ目のタワーは必要ないとの意味もこめられている。
 主なライバルは都内の五カ所。
 足立区の入谷、東六月の両地区、台東区の区立隅田公園の一部、
 豊島区の造幣局用地、墨田区の押上、業平橋駅周辺地区−が候補に挙がる。
 いずれも再開発に乗り遅れ、ランドマークを必要としている地域だ。
 埼玉側の特徴は「官主導」といえる行政のリーダーシップの強さ。
 一方、都内の候補地は地元商店街やNPO法人(特定非営利活動法人)が
 実質的な誘致主体だ。台東区の担当者は
 「建設が正式決定していないタワー誘致に、行政は表に出にくい」
 と打ち明ける。石原慎太郎都知事は
 「バカでかいタワーはどこにもつくる必要はない」と切り捨てた。
 総務省は「デジタル放送への移行は東京タワーの利用が前提で、
 技術的にも東京タワーより高いタワーは必要ない」
 (池田満・放送政策課課長補佐)との立場をとり、
 「建設しない」との選択肢も実はある。
 結論は来年三月ごろまでに、NHKと民放キー局のプロジェクトチームが出す。
 幹事を務めるテレビ朝日は
 「埼玉が熱心なのは知っているが、さまざまな視点から精査したい」(広報室)
 といたってクールだ。

埼玉にシンボルを 「第2東京タワー」県市あげ誘致(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041205-00000008-san-pol


タグ:ニュース
posted by 三葉虫是政 at 21:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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