2005年03月03日

堤前会長を逮捕 西武鉄道株偽装

カッコイイ青春も今は昔。

 西武鉄道株問題で東京地検特捜部は三日、親会社コクドの保有株を
 個人名義に偽装、有価証券報告書に過小記載し、公表前に売却したとして、
 証券取引法違反(虚偽記載、インサイダー取引)の疑いで
 コクド前会長堤義明容疑者(70)を逮捕した。
 併せて証券取引等監視委員会と合同で西武鉄道本社(埼玉県所沢市)や
 コクド本店(東京都渋谷区)など関係先を一斉に家宅捜索した。

 昨年十月の堤容疑者の記者会見に端を発した偽装株問題は、
 西武鉄道グループに君臨し、レジャー、スポーツの各界に力を及ぼした
 堤容疑者の刑事責任追及に発展した。

 前近代的な一族支配を続けてきた西武鉄道の企業統治や、
 法令順守の在り方があらためて問われることになる。

 特捜部は、企業グループ内での絶対的なトップの地位を重視、
 逮捕の対象を堤容疑者に絞って刑事責任を追及。
 コクドの横尾彪前専務(67)や西武鉄道の戸田博之元社長(69)らに
 ついては、当面任意で調べを続け、事件の全容解明を図る。

 調べなどによると、堤容疑者は元役員らと共謀し昨年六月、
 西武鉄道の有価証券報告書を提出する際、コクドの株保有分から
 個人名義に偽装した株を除外。偽装株を含めた本当のコクドの持ち株比率は
 64・83%だったのに、報告書には43・16%とする
 虚偽の記載をした疑い。

 西武鉄道株は実際はコクドなど大株主に集中して上位十社の持ち分が
 80%を超え、東京証券取引所の上場廃止基準に抵触する状態だったのに、
 報告書では隠されていた。こうした虚偽報告は四十年以上続いていた。

 さらに、虚偽報告を昨年十月に公表する前の同年八―九月、
 コクドなどが保有する七千二百万株余を取引先などに売却。
 うち堤容疑者が積極的にトップセールスするなどした十社への千八百万株、
 約二百十六億円分の売却について、堤容疑者によるインサイダー取引の
 疑いが強いとして逮捕容疑になった。

 虚偽記載、インサイダー取引のいずれも法人を罰する規定があるため、
 法人としての西武鉄道とコクドも刑事責任を問われる。

 西武鉄道は昨年十月、コクドとプリンスホテルの実質保有株に
 名義を偽装した株があり、有価証券報告書に虚偽記載があったと公表。
 報告書を訂正し、堤容疑者がグループの全役職から退くことを明らかにした。

堤前会長を逮捕 西武鉄道株偽装(神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou05/0303ke80730.html


タグ:ニュース
posted by 三葉虫是政 at 23:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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